幹事クリタのコーカイ日誌2005

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6月8日 ● 万博に行ってきました。

 先日の月曜日に「愛・地球博」にようやく行ってきました。地元民としては遅い方だったかも知れませんが、元々娘の小学校が運動会の代休になるこの日に行こうと最初から決めていて、それに合わせて予定も組んでいたので仕方ありません。

 最近は休日も平日もあまり人出は変わらないという話ではありましたが、この日は特別人が多くなんと14万人弱の入場者があったそうです。しかもジャパンデーの式典があって、皇太子やら小泉総理やらまでが来場していたので、警備も含めてさらに会場内はごった返していました。

 そもそも運動会の代休なのは我が家だけではなく、愛知県の小学校のかなり多くがそうだったのですから、休日並みに混雑するのは当たり前で、それくらいちゃんと考えろよと自分に突っ込みを入れてしまいました。

 で、大混雑の中で見て回った万博の感想は「予想通り」というところでしょうか。人気のある企業パビリオンと言えども、基本的には巨大映像を見せるだけなので、筑波万博からずっと続いている焼き直しに過ぎないし、いかにも後で壊しますというパビリオンの粗雑な作りも、ディズニーランドやUSJのアトラクションを見慣れた目には安っぽく映ります。

 会場内の食事はどこもかしこも恐ろしく混んでいて、しかも値段は高いのに雰囲気は安く、味は特に言うほどのものもありません。結局弁当を持ち込んで食べざるを得ないのですが、その弁当を広げるスペースを確保するのも一苦労。

 どうも誉めるところが少ないような気がする万博ですが、だからと言って「これに比べて大阪万博は凄かった」と言うのもあまり当たっていないと思います。当時は日本が全体に貧しく、ああした「でっかい遊び場」経験をしたことがある人はほとんどいませんでした。だからどんなコンテンツであれその雰囲気だけで酔ってしまっていたということはあると思います。何でもある今の日本とは「慣れ」が違うのです。

 今回の万博で僕が一番気に入ったのは、会場内にふんだんに木が使われていることです。樹木が多いという意味ではなく、素材として木を使った施設が多いのです。やはり木の優しさ、温かみは疲れた人を癒してくれます。あまりアピールされていないようなので、僕がここに書いておきます。


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