幹事クリタのコーカイ日誌2010

[ 前日翌日最新今月 ]


 
12月11日 ● プロにマナーを教えるアホ。

 昨夜は山本麻友美プロとテニスをしていました。いつものように楽しくみんなでテニスをして、クラブハウスの駐車場精算機に並んでいた時のこと。いきなり僕の後ろにいた山本プロに話かけてきた小柄でメガネのオッサン(と言っても僕よりはずっと若く30代半ばくらい?)がいました。山本プロとテニスをしていると、時々彼女のプレーを見て感心して話しかけてくる人がいるので、その手の人かなと思ってあまり気にせず傍観していました。

 ところが最初は何を小声で言っているのかわからなかったのですが、どうも山本プロにそのチビメガネのオッサンは文句を言っているようなのです。「プレー中に入ってきてボールを取っちゃダメだろ。当たり前のマナーだ。常識なんだから覚えておけよ」というようなことを言ったみたいです。山本プロは一瞬キョトンとしていましたし、僕も何を言っているのか理解できずに呆然としている間に、そのチビメガネは立ち去っていきました。

 しばらくの間。気を取り直して山本プロに今の何?と聞いたら、どうも隣の隣のコートの人らしく、練習中にボールが転がっていって、山本プロが取りにいった時のことを言われたらしいのです。その時は僕も見ていましたが、その1つ離れたコートでは男性2人がシングルスをやっていました。練習ではなくゲームをしていたんだろうと思います。その後ろにボールが転がっていったので、山本プロはポイントが終わるのをコート脇で待って「すいません」と言いながらボールを拾いました。何の問題もありません。むしろ迷惑をかけたのは隣のコートの人たちで、山本プロが通り過ぎるのを待ってくれていました。

 それなのに、その隣の隣のコートのチビメガネは、その時には何も言わずに後になってイチャモンをつけるように捨て台詞を吐いて立ち去ったのです。多分彼は山本プロがコート脇にきて気が散ってポイントを落としたのでしょう。そのせいでゲームも負けたのかも知れません。その腹いせに、若くて可愛い水色のウエアを着ている女の子を初心者だと思い込んで偉そうに注意したんだと思います。相手が実はプロだとも知らずにマナーを注意するとは笑止千万。隣の隣のコートだっただけに、山本プロのプレーを見ていなかったのでしょう。そんな注意力散漫な奴だからコート脇に女性が立っているくらいで気が散ってミスするのです。

 それに文句があるのなら我々のコートを仕切っていた僕に言えば良いのです。僕じゃなくても他のメンバーでも構いません。みなそのチビメガネよりは年上の色黒オヤジばかりです。チビメガネは僕らにはびびって文句も言えない癖に、女の子と見ると偉そうに説教垂れやがってと思うと、その人間の小ささに無茶苦茶腹が立ってきました。あいつ今度見かけたら肩をガシッと抱いてクラブハウスの裏に連れ込んで一発喰らわせてやろうかと思うくらいです。高校生じゃないんでそういうことはしませんけど。

 幸い山本プロは「これから飲みに行くんで酒で流してきます」と言ってくれましたが(チビメガネよりよほど大人です)、プロをこういう不快な気分にさせたのは幹事の僕の不手際ですし、その場で呆然としている間に逃げられて対応しそこねたのは本当に失態だったと思います。反省。次はガツンとやってやる。




twitterでもつぶやいています@kanjikurita

gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」