幹事クリタのコーカイ日誌2013

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11月23日 ● プレゼントの投球術。

 僕は昔からプレゼントを贈るのが好きです。と言っても男性には滅多なことでは贈りません。あくまでも対象は女性です。当然のことながら下心とまではいかなくてもそれなりに好意がある場合がほとんどで、そこにはいつもお世話になっているお礼とか、向こうからプレゼントを貰ったお返しとか、そういう若干の義理的な部分も含まれていることも多いですが。

 相手が女性ですから贈るものはアクセサリー、時計、バッグ、財布、靴、服といった定番はもちろん、花とかワインとかインテリアグッズ、DVDプレーヤー、iPod、デジカメ、自転車、テニスラケット。果てはコーヒーメーカー、加湿器、掃除機、炊飯器なんて全く色気のない実用品をプレゼントしたこともあります。

 まあ実用品は相手の希望で必要なものを買ってやっているだけですが、プレゼントする側として楽しいのはやはりアクセサリー。ネックレスにするかピアスにするかリングかブレスレットか、とにかく種類が豊富でブランドもいろいろあって、当然値段もピンキリ。だからこそ選び甲斐があるし、相手に似合いそうなもの、好きそうなものを考え、なおかつちょっとコストパフォーマンスの良さそうな掘り出し物を見つけると嬉しくなります。

 相手に渡すのは2人きりの時、その場で箱を開けて見てもらいます。見た瞬間の相手の反応がプレゼントの醍醐味。良い笑顔の時はガッツポーズですが、微妙な顔をされるとホームランを打たれたような気分になります。もちろん、その後にちゃんと使ってくれていれば気に入ったのかなと思うし、全然つけているところを見たことがないとガッカリ。まあそれも含めてプレゼントというのは楽しいものです。

 ちなみにアクセサリーの値段はピンキリと書きましたが、その効果は値段の差ほどないと僕は思っています。「効果」と言うのは、プレゼントにより一時的に好感度が上がることですが、その有効期間は値段が倍になれば倍の長さになるわけではありません。例えば1万円のネックレスで1週間好感度が上がったからと言って、3万円のネックレスなら3週間有効というわけではなく、せいぜいプラス数日持続時間が長くなるだけです。

 また一度にアップする好感度には限界があるようで、10万円のプレゼント一発よりは2万円のプレゼントを5回の方が効果的だし、それも連投ではなく少しずつ間を置いて、さらに最初より少しずつグレードアップしていった方が良いようです。要は女性はプレゼントを貰うともちろん喜びますが、薬と同じで徐々に効果が薄れてきてしまう上に、使用頻度が多いと同じレベルのものだと効かなくなってくるのです。

 ストレートばかり投げていたら打たれるのと一緒。相手も目が慣れてきてしまうので、時々変化をつけないといけません。アクセサリーを2球投げたら次はインテリアグッズとか、次に服とか花とか。そういう緩急つけたピッチングが面倒くさい人は無理にプレゼントなどしない方が良いでしょう。僕は単純にプレゼントするのが好きだからやっていますけど、計算だけでやっていたらイヤになるかも。あくまでも「好きこそものの上手なれ」、です。



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