台風１１号がゆっくりと近づく中でしたが、昨日は無事に高校の卒業３５周年記念大同窓会を開催することができました。心配だったのは台風によって交通機関が止まることでしたが、台風の北上速度が随分と遅いせいで、影響が出る前に始まってしまったのはラッキーでした。予定通りに参加者が集まって、恩師を含めて約１４０人。ホテルの一番広い部屋でも足りずに、隣の部屋まで広げたほどの大盛況でした。幹事の一番の役割はたくさん参加者を集めることだと思っていますので、これだけでも今回は十分に職責を果たせたと思います。

　幹事長であり司会進行でもあるので、あれこれとやることが多く、肝心のサックスの演奏はいきなり本番がきて吹いたという感じでした。お陰で緊張しなかった、となれば良かったのですが、高い壇の上から広い会場を見渡すとやはり緊張します。一度リハをやっているとは言え、ほとんど会話をしたことのないセミプロのバックバンドにも緊張。強いて言えば半分くらいはすでに酔っ払っていて、あまり演奏を聴いてなかったのは助かりました。後で動画を見たら雑談の音がうるさくて演奏がちょっと聞きづらかったのは残念でしたけど、聴いていてくれた人はみな口々に誉めてくれました。同期は優しいです。

　会の３時間の予定時間は、予定通りに３０分以上延長して終わりましたが、何より懸念していた僕の体調が何とか最後までもって良かったです。途中でちょっと腰が痛んで辛かった時間帯はありましたが、それも乗り切れました。予想通り飲み食いはあまりできず、仲の良い友人ともあまりゆっくりと話す時間はありませんでしたが、それはまあ覚悟の上でしたから仕方ありません。その代わり幹事長自ら司会をしながらサックスも吹いたお陰で、ほとんどの同窓生にはもうすっかり顔と名前を覚えてもらえたと思います。話が通じやすくなるのは今後何かと便利です。

　会計もきちんと黒字になったし、これで５年後の卒業４０周年も開催できそうです。なにせ同窓会適齢期は還暦前後らしいですから、元気でいられれば次回はもっと集まって盛り上がれるのかなと期待はしています。次回は結石が悪さしていないと良いですけどね。