幹事クリタのコーカイ日誌2014

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10月30日 ● 石との戦いは継続中。

 7月半ばからずっと患っている腎臓結石。また新しい段階に突入しました。8月に破砕手術をしたにも関わらず大きく割れ残った石が、様子を見ていたらここにきて腎臓に逆戻りしてしまったんだそうです。しかも腎臓に現在ある石は2個。逆戻りするくらいに動きやすい石だけに、いつまた動くかわかりません。完全に爆弾を抱えているような状況になってしまいました。

 3ヵ月半の間、尿路を確保するために入れていたカテーテルはとりあえず必要なくなりました。ずっと異物が体に入っている違和感が強くあったし、カテーテルの耐用期限も過ぎているそうなので、これはいったん抜くことになりました。入れるときには「尿道がまっすぐ」だと誉めていただき、すんなり入っただけに、抜くときにはもっと楽勝だろうと余裕ぶっこいて手術に臨みました。

 ところが先生は内視鏡を尿道口から入れるところから随分と苦労しています。何度もアレを引っ張られたり乱暴に扱われて「おいおい」という感じ。麻酔はしていないので、結構イヤな痛みが繰り返されます。ようやく何とか膀胱にあるカテーテルの一端を捉えたらしく、そこから腎臓にまで届いているカテーテルを引き抜いたのですが、その時に激痛!「ええ、話が違うよ!」という滅茶苦茶な痛さとともに、カテーテルが引き抜かれました。

 先生の説明によると、長い間ずっと体内に入っていたカテーテルに、破砕手術で砕かれた細かい石がびっしりくっついていたとか。そんな凶器状態にパワーアップしているカテーテルを、狭い尿道から一気に引きずり出したのですから、そりゃあもう拷問以外の何ものでもありません。ジャリジャリと尿道を削りとりながら引き抜かれて僕が悶絶するのも当然です。

 先生が「やっちゃった」みたいな顔をしています。「えっと、これは熱が出るかもね、いや、多分出るな」「抗生剤とか化膿止めとか、あと痛み止めも強いやつ出しておくから」って、今後のヤバイ予感がぷんぷんします。しかも冒頭に書いたように、石はまだ腎臓に漂っていて、いつまた激痛とともに襲い掛かってくるかもわかりません。まだまだ石との戦いは続くようです。


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