幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 10月29日 ● スモーキング・ハラスメント。

 最近仕事が忙しくて1日に何時間も会議室に入っています。我々の仕事の会議というのは、大体企画打ち合わせですから、3人〜10人程度の少人数で、小さな会議室に籠もって「あーでもない、こーでもない」とプランを検討していることが多いわけです。

 儀式的な会議ならともかく、こうした頭をいろいろひねる会議の場合、どうしても喫煙者はタバコが吸いたくなるらしく、遠慮会釈なく紫煙をたなびかせて狭い会議室の中をもうもうたる状態にしてくれます。お陰で毎日退社する頃には、服がタバコ臭くてたまりません。

 僕は自分のサークルの入会条件に「ノンスモーカーであること」という一項を加えるほどの嫌煙家です。本当は食事中や閉め切った密室などでタバコを吸われるのは耐えられないのですが、大人ですから我慢すべき相手には一応我慢しています。タバコを吸いたいのだろう、という相手の気持ちを考えて最大限の譲歩をしているのです。

 ところがスモーカーという人種の多くは、こうして譲歩してやるとどんどんつけ上がる性癖があり、遠慮とかマナーなんて言葉はどこかに置き忘れてしまうようです。かくして僕はある時ぶち切れて「煙たい!タバコなんて吸うんじゃねぇ!人のことを少しは考えろ!」と怒りの大魔神へ変身せざるを得なくなるのです。

 我が社では現在自席をはじめオフィスの各所が禁煙になっています。ところがこれが全く守られていません。平気でくわえタバコで歩いている連中がうようよいます。風邪をひいている時に隣の席で、モーモーとタバコを吸われたら全く仕事になりませんが、彼らは「デスクでタバコが吸えないと仕事にならない」などと自分勝手なごたくを並べています。

 オフィスでヌード写真を見せられるのと、タバコの煙を吸わされるのは、どちらが辛いでしょう?もちろん答なんてありませんが、セクハラが認められるのなら、もっとスモーキング・ハラスメントも認めて欲しいと思います。タバコ臭い服のクリーニング代くらい払え!
 

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