幹事クリタのコーカイ日誌2007

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8月6日 ● 酷暑日にバカが加速する。

 今年から気象庁は最高気温が35度を超える日を「猛暑日」と呼ぶことを決めましたが、テニスプレーヤーにとって問題は気温だけではなく湿度。単にカラッと暑いのなら耐えられますが、体に空気の膜がまとわりつくようなモワっとした不快な暑さの日にテニスをしていると、本当にコートに立っているだけでぶっ倒れそうな気分になります。

 そんな「猛暑」というよりは「酷暑」と呼びたいようなこの土日に、相変わらずテニスバカなので日中からテニスをしてしまいました。土曜日は大会に参加して目一杯走り回り、日曜日は午後の一番暑い時から4時間、カンカンの太陽に照らされてジリジリと焼かれながらコートに立ちつくしていました。

 それだけでも十分、自分的にはバカなのに、サークルのメンバーにはもっとバカがいて、スクールからサークルへと掛け持ちしてきた奴らが何人もいました。よくあんな暑い中をスクールでたっぷり汗をかいた後にまたテニスコートに向かって移動してくるなと感心してしまいます。家に帰って冷えたビールを飲んでいる方が幸せだろうに、バカじゃないの?と、バカがバカを見て「バカだな」と思っているわけです。

 4時間のテニスをしている間に2リットル以上の水分を補給してもまだ体はカラカラ。これではきっと「ドロドロ血」になって血管が詰まって死んでしまいます。しかもしんどい思いをしている割には運動量は快適な季節よりも少ないので、意外とダイエットにもなっていないんですよね。

 倒れる前にこんな無茶なテニスをやめれば良いのに、なんと8月から9月1週目まで、僕の土日はほぼ全てテニスの予定で埋まっています。家族からも「こんな季節に本当にバカじゃないの」と言われていますが、バカであることに自己陶酔してしまって、かえってバカが加速していくんですよね。まあバカもひとりだけじゃ辛いけど、同類の仲間がたくさんいますから、なんとか生きていけますが。もっとも仲間がいるから、ますますバカの進行が早まるんですけどね。