幹事クリタのコーカイ日誌2007

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8月11日 ● 「見抜き方」より「切り方」。

 えー、実は今日は昨日に続いて「二股男の高等テクニック」について書こうかと思っていたのですが、思った以上に昨日の反響があったのでやめておきます。中には「8個のうち6個も当てはまった」という方もいて、かなり精度の高い見抜き方になっていたかも。昨日の元ネタになったMっちゃんK橋にモデル料というかネタ提供料を払わなければ。

 「コーカイ日誌」を愛読してくださっている方たちはすぐにおわかりになったと思いますが、昨日の話の5割はMっちゃん、3割はK橋の日頃の言動が元になっています。彼らは正真正銘の天性の二股(以上)男ですから、実話がそのままネタになります。残り2割は自分を含めた他の多くの男性たちの話ですけど。

 それにしてもみんな女性たちは二股男に悩んでいるんですね。それも「見抜けない」という悩みよりも、むしろ怪しいことは重々わかっていても「やめられない」ことが悩みという、その女心が切ないです。確かに具体的にここが怪しい、と考えるよりは、直感ですぐに「こいつ怪しい」と女性は見抜けるようです。チェックポイントはその直感の確認に過ぎません。

 ただ確認できたとしても、その二股男に惚れている場合はすぐに別れられないところが辛いところ。好きになる前、また付き合う前だったら、歯止めがかけられるし、さっさと切り捨てることも簡単なのでしょうが、一度好きになって体の関係までできてしまうと、例え別れ話を切り出しても男に丸め込まれてズルズルと、ということも多いでしょう。

 ただ「別れ方」「切り方」というのもテクニックはありますが、それより大事なのは「気持ち」です。心が離れてしまっていれば、やり方など何とでもなりますし、逆に未練たっぷりな場合は別れるのはかなりしんどい作業になります。

 そして、この「未練」というのもよくよく考えてみた方が良いと思います。本当に自分はその男を必要としているのか、もしくは実は単なる執着だったり意地だったり同情だったり馴れ合いだったりしないか。その男に「好きだ」「愛してる」と言われることが好きなだけで、本当にその男自身を好きなのか。

 そうやって自分の気持ちを突きつめて考えてみると、意外と「どうでもいい男」なんだとわかる時もあります。そしてどうやってもその男が好きで必要としているという結論に達したのなら、これは自分から別れるのは無理です。とことんその男に向き合ってみたらいかがでしょう?どうせ逃げようとしたって逃げられないのだし、そんなに好きになれる男なんて、生涯に何人も出会わないですよ。