幹事クリタのコーカイ日誌2007

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8月17日 ● 日本観測史上最高の猛暑。

 クイズマニアの基礎知識のひとつとして日本国内の最高気温記録と最低気温記録というのがあります。最高気温は1933年7月25日に山形市で記録された40.8度、最低記録は1902年1月25日に旭川市で記録されたマイナス41度です。

 ところがクイズマニアの記憶を改めなければならない事態がついに昨日起きました。多治見市と熊谷市の2ヶ所で昨日40.9度という最高気温が記録されたのです。実に73年ぶりの新記録です。早速覚えなおさなければなりません。

 過去の最高気温ランキングを見ると、1990年代以降が多いことがわかります。さらに驚くのは「最低気温の高温ランキング」で、これは1位の1990年8月22日の糸魚川市30.8度以下12位まで全て1990年代以降。最高気温はこれまでの山形市の記録のように昔も驚くような高温になったのですが、最低気温が下がらないというのは本当に温暖化が進んだ近年のことのようです。それにしても1日の最低気温が30度を下回らないって、いったいどんな暑さかと思います。それも上位5位までが北陸地方なんですから、冬は大雪、夏は熱帯夜で北陸の人は大変です。

 今回最高気温記録を更新した多治見は名古屋から峠ひとつ越えたところで、名古屋への通勤圏内です。そんな身近な町で日本一を記録したということは、名古屋でぼんやりランチをしていた我々も、ほぼ似たような記録的高温を体験したということです。「日本一暑い日」を知っているというのは、孫ができたら自慢できるのでしょうか?

 いやいや、孫の代には真夏は40度オーバーなんて当たり前になっていたりするかも知れませんね。