昨夜はまた高校の同窓会イベントがありました。参加した同期は一次会、二次会とも１６人。一次会と二次会で４人入れ替わりましたので、合計２０人と会ったことになります。この手のイベントに参加する面子は大抵一緒なので、比較的よく会うメンバーが大半ですが、中にはほとんど付き合いがこれまでなかったので名刺を交換した人もいました。

　二次会ではかなり話も盛り上がったのですが、いつも同窓生と会うと思うのは、同じ時を同じ場所で過ごしていても、印象に残っていて覚えていることは人それぞれということ。ある人にとっては高校生活の中の大事件であったはずなのに、ある人にとっては「なにそれ？」みたいなことがいくらでもあります。高校２年当時に転任してきた先生を生徒が苛めて入院に追い込んだという事件があったのですが、はっきり覚えている人（と言うかいじめの当事者）と、「聞いたことない」という人がいました。３５年も前の話ですから仕方ないのかも知れませんが、かなり校内で話題になったことだったので、全く知らない人がいるとは思いませんでした。

　その全く覚えていない人から「ほら、わたしの父親ってＰＴＡ会長だったじゃない」と言われて、今度はこっちが「は？なにそれ？」となりました。確かにＰＴＡ会長なら生徒の誰かの親のはずですが、本人は覚えていても普通の生徒は全く興味ありません。誰が会長でも話なんか聞いてもいないですし。「だったじゃない？」と言われて「え、そうだったの？」とビックリしてしまいました。

　そんなこんなで昔話をしながら夜は更けていったのですが、僕にとって一番興味深かったのは、昔話ではなく「五十肩」。聞けばみんな結構経験していました。僕ももうかれこれ３ヶ月くらい悩まされていますが、すでに治ったという先達がいて、その経験談を聞いたらとても参考になりました。持つべきものは同世代の友人です。