幹事クリタのコーカイ日誌2007

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8月20日 ● テニスサークルの盛衰。

 昨日は久しぶりに他のテニスサークルと交流戦を行いました。前回が去年の1月だっただけに1年半以上も間が空いてしまったことになります。10年前は本当に熱心に交流戦をやっていたのですが、最近とんとご無沙汰だったのは、知っているサークルがどんどん消滅してしまったからです。

 11年前に自分のテニスサークルのサイトを作った頃、まだテニスサークルでサイトを持っているところは日本でも極めて少なかったと思います。名古屋では恐らく僕が知っている限りではうちが最初だったのではないかと。

 当然のことながらその後に爆発的に増えていくテニス好きネットユーザーからしてみると、うちのサークルはかなり目立っていたと思います。1997年頃から入会希望者もどんどん増えていきましたし、またうちと交流戦をやりたいと言ってくれるサークルも次々と現れました。入会希望者はすぐに制限をかけて抑えたのですが、交流戦の方は申し込まれたら受けて立つ、という姿勢だったので、年に何回も行っていた時期もあります。

 それから数年間は新しいサークルと知り合ってはお互いに交流を繰り返し、どんどん知り合いのサークルが増えていきました。どのサークルも幹事が僕と似た年頃だったこともありすぐに打ち解けて仲良くなりました。当時の僕は本当に「インターネットってすげぇ!」状態でした。

 ところが10年経ってみると、当時と変わらない姿でサークル活動を続けているところはごく少ないのです。みんな解散したり縮小してしまったりで、うちのように10年どころか20年以上もきちんと続いているサークルはそこらには見当たりません。みな数年の命なのです。

 もちろん、代わりにまた新しいサークルが生まれてきているので、恐らくサークルの総数は変わっていないと思うのですが、やはり古い馴染みが減ると交流戦もやりにくくなります。僕としてはまたテニスの知人を増やしたいと思うので、若いサークルでもどんどん申し込んできてくれないかと願っているんですけどね。